日本投資顧問業協会が6日に発表した「契約資産状況」によると、投資家が金融機関に運用を一任する「ラップ口座」の残高合計は、2023年9月末時点で過去最高の16兆3237億円になった。6月末(15兆9293億円)と比べ、約4000億円増えた。
会社別では、SMBC日興証券が6月末から1320億円増加の3兆5194億円で首位となった。6月末に首位だった野村証券は同105億円減少の3兆3951億円で2位に後退した。
契約件数合計も、6月末(154万2738件)より5万件超増加し159万7435件と過去最高を更新した。