【QUICK Market Eyes 川口究】米株式相場ではトランプ・ラリーに明確なかげりがみえない。米国株の予想変動率を示すVIX指数は10月30日の23.16を直近のピークとして6日までに12.77まで低下した後に基調が一服しつつあるとみえたが、再び下を向いた。同時にS&P500種株価指数も米大統領選を巡る不透明感が後退し、トランプ次期政権への期待から大幅に上昇した後、上昇一服かとみられたが再び上を向いた。相場のけん引役が景気敏感株からハイテク株へと入れ替わった感もある。
目下、投資家の最大の関心事はトランプ・ラリーの持続性だ。北米の投資銀行によれば、対話したほとんどの機関投資家は「米国...

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