QUICK企業価値研究所アナリスト 布施皓史(2024/12/23)
・サマリー
企業価値研究所では、今回より日立の業績フォローを開始する。25/3期上期の調整後営業利益は4047億円(前年同期比24%増)。事業再編の影響で減収だが、DXやGX関連を中心とした主要3セグメントの成長により、調整後営業利益は増加した。3セグメントの成長が継続するとみて、25/3期通期の調整後営業利益を9100億円(前期比20%増)と、当研究所では予想する。
・アナリストの投資判断 ~割安感は無いが、株価堅調が続くとみる
直近の株価は、24年10月30日に上場来高値(4147円)を付けた後も、高値圏で推移。当研究所による25/3期予想連結PERは約28倍。産業エレクトロニクス大手4社の平均約24倍、同社の過去3年平均の約24倍をともに上回っており割安感は無いが、DXやGX関連の需要拡大を評価した株価推移が続くと予想する。来期以降は大きな事業再編の影響が無くなり、連結業績の安定性が増すことへの期待も株価堅調の支援材料となろう。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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