【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】米債券市場で長期金利が上昇(価格は下落)基調を強めるなか、金融・財政の過度な緩和を戒める「債券自警団」の存在感が増してきた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げがインフレ再加速をもたらすことへの警鐘を鳴らすと同時に、2025年1月に発足するトランプ次期政権での積極財政が財政赤字を一段と膨らませるとの懸念を募らせている。
26日のニューヨーク債券市場で長期金利は一時4.64%と5月上旬以来の高水準をつけた。朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が市場予想を下回った。米景気が底堅さを保っているとの見方から、米国債売りが優勢となった。
FRBは9月の...

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