【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】日本が年末年始の6連休中は、円安・ドル高が急速に進むとの警戒感が市場参加者に広がっている。この時期は国内輸出企業による実需の円買い・ドル売りが入らず、円安が加速しても歯止め役が不在となる。円が162円に迫って今年の安値をつけたのは7月で、年末年始にはその水準を再び探る可能性が残る。
30日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=157円台後半となっている。10時前には158円ちょうど近辺まで売られた。あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジストは「今年は円が急変動する場合に備えて、年末年始も相場を見張っておく」と気が抜けない様子だ。
年末...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題