【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】今月23~24日の金融政策決定会合を前に日銀の正副総裁による連日の「利上げ地ならし」とも受け取れる発言に国内債券市場で売りが膨らんだ。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは15日、一時1.255%まで上昇(価格は下落)して2011年4月以来、13年9カ月ぶりの高さをつけた。国内債全般に売りが増えるなかで、特に10年債はこれまでの価格の割高さへの修正が目立つ。
日銀の植田和男総裁は15日午後、全国地方銀行協会であいさつし来週の会合を巡り「利上げを行うかどうか議論して判断する」と述べた。14日には氷見野良三副総裁が講演で同様な発...
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