【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】外国為替市場で、日米の金融政策の方向性を意識した円買い・ドル売りの勢いが鈍い。米長期金利の上昇一服などを受け、円相場は1ドル=154円台に上昇したが、その滞空時間は一瞬だった。日銀の1月利上げ観測をきっかけとした円買いの勢いが失速するなか、トランプ米次期政権に垣間見えたドル高志向が円安・ドル高の圧力を持続させることになりそうだ。
17日午前の東京外為市場で円相場は一時154円98銭近辺に上昇し、2024年12月19日以来約1カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。だが、円買い・ドル売りが加速することはなく、その後は155円台半ばまで上げ幅を縮小した...
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