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J.フロント リテイリング(3086) 免税売上高「V字」回復、パルコ好調持続などを反映し事業利益予想を増額

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2025/01/21)

・サマリー
 連結事業利益の企業価値研究所予想は業績表の通り。百貨店免税売上高の「V字」回復、パルコテナント取扱高の好調持続などを反映し前回から増額。来期以降は保守的に見込んだインバウンド需要や渋谷・心斎橋の大型改装に合わせたパルコの賃料引き上げ次第で更なる上振れ余地も。大型改装中の松坂屋名古屋店では24年11、12月に改装した売場が好発進し、顧客の若返りも進んでいる。ROE水準(27/2期当研究所予想9.5%)引き上げに向け、余剰キャッシュによる更なる株主還元強化に引き続き期待。

・アナリストの投資判断 ~予想PERは来期14倍、27/2期12倍、16倍を目安に株価上昇余地ありとみる
 株価も「V字」回復を遂げたが、PER(当研究所予想)は来期14倍、27/2期12倍。コロナ前20/2期の最高PER16倍を目安に、なおも株価上昇余地ありとみる。短期的には4月に予定されている中計のアップデートや前年ハードルが上がる4月以降の免税売上動向、中長期的にはデベロッパーで開発中の大型案件(名古屋、福岡等)の詳細などに注目したい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年超。


日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 小売専門部会評価実施アナリスト


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