【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】思い出されるのは金融緩和の度に「小出し」と批判され、株安と円高が進んだ白川方明総裁時代(2008~13年)の日銀だ。当時の「包括緩和(ゼロ金利と資産買い入れ)」をタカ派寄り緩和とすれば、植田和男総裁率いる日銀の今回の利上げはハト派寄り利上げ。植田日銀は白川日銀の「鏡映反転」だろうか。
1月24日の東京市場の取引終了後、シカゴ・マーカンタイル取引所の日経平均先物3月物が前の日比560円高の4万0480円に急伸した。「トランプ米政権は対中関税に慎重」との一部報道を好感したようだが、米主要株価指数が軒並み下落するなか異彩を放った理由は他にもある...
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