強い米経済、輸入量が示す日中欧との勢いの差
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 穂坂隆弘】「米国例外主義」といわれるほどの米経済の強さが続いている。オランダ経済政策分析局（ＣＰＢ）が１月24日に公表した2024年11月の「ワールドトレードモニター」における各地の輸入指数をみると、日中欧と米国の勢いの差は明確だ。米国の内需の強さを示唆している。
ＣＰＢの同モニターでは、各国の輸出入データから月次で財（モノ）の世界貿易量を集計し指数として公表している。米ドル換算した21年の価格を基準とした実質値で、季節調整をかけている。24年11月（速報値）は前月比0.4％増と２カ月連続のプラスだった。
地域ごとに輸出入量の指数も推計している。24...
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