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ニデック(6594) 当研究所の今期営業利益予想を会社計画と同額に減額。車載の収益性低下を反映

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2025/01/28)

・サマリー
 企業価値研究所では、25/3期の連結営業利益予想を、2540億円→2400億円(前期比48%増)へ会社計画と同額に減額する。主に足元で車載の収益性が低下していることを反映した。なお、3期ぶりに過去最高を更新する見通しに変更はない。来期以降の営業利益予想も減額。HDD(ハードディスクドライブ)用モータや、AIデータセンター向け水冷モジュールの拡販等から利益拡大が続く見込みだが、従来想定ほど収益性は改善しない見通しとした。同社は牧野フ(6135)に対し事前の協議なく公開買付けを発表。同手法が国内株式市場に根付くのか注目したい。

・アナリストの投資判断 ~車載の収益性低下は懸念材料だが、利益拡大を反映し株価は緩やかに持ち直す展開を予想
 直近の株価に基づく翌26/3期の予想PERは15倍。過去60カ月(業績悪化期を除く)の平均PER31倍との比較では割安感がある。足元で車載の収益性が低下していることは懸念材料だが、今期以降、営業利益は拡大局面へ移行するとの見方を継続。それを反映する形で、株価も緩やかに持ち直す展開を予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

小西 慶祐

チーフアナリスト

自動車・自動車部品セクター担当、投資戦略

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


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