【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】円相場の膠着感が強まっている。中国の新興企業「ディープシーク」の生成AI(人工知能)をきっかけとしたリスク回避の円買い・ドル売りは本格化せず、昨秋から続く円安・ドル高の基調は途切れていないようにみえる。市場では米連邦準備理事会(FRB)の動向次第では再び1ドル=160円をうかがう可能性を指摘する声も聞かれるなど、円高への潮目転換は見通せないままだ。
円は27日の海外市場で一時153円72銭近辺と昨年12月18日以来の高値をつけた。AI分野における米国の優位性が揺らぐとの警戒感から米ハイテク株などに売りが膨らみ、リスク回避目的の円買い・ドル売りが広...
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