【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家が短期売買に傾いている。外為市場で円相場の値幅が大きいものの、方向感に欠けた展開が続いているためだ。FX投資家の多くは日計りで対円でドルの押し目を買いつつ、円安・ドル高が進めばすぐさま利益確定に動いて値ざやを稼ぐなど短期志向を強めており、膠着する円相場が利益獲得に一役買っているようだ。
31日の東京外為市場で円相場の上値が限られた。トランプ米大統領が自身のSNSを通じ、ブラジルやロシアなどで構成するBRICSに対して米ドルを基軸とする通貨体制を求めて応じなければ「100%の関税を課す」と脅したタ...

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