【日経QUICKニュース(NQN)】トランプ米大統領は米東部時間2月3日、政府系ファンドの創設を計画する大統領令に署名した。CNBCなど米メディアが報じた。ファンドは空港や高速道路建設などインフラ整備を目的とするほか、中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業買収、パナマ運河やグリーンランドでの米勢力拡大に役立てる可能性がある。
報道によると、ベッセント米財務長官は政府系ファンドについて「12カ月以内に設立する計画で、米国民のために米国のバランスシートの資産面を収益化する」と述べた。トランプ氏は昨年の大統領選でファンド創設について「偉大な国家的な取り組み」として計画を明らかにしていた。他国の政府系ファンドは天然資源や金融取引などから資金調達をしているが、トランプ氏は関税が資金源になる可能性を示唆していた。トランプ氏はファンド利用の可能性の1つとして、ティックトックの米事業買収を挙げたという。ホワイトハウスはファンドの大統領令の詳細を現時点では明らかにしていない。