【QUICK Market Eyes 本吉亮】２月10日の東京株式市場で、海洋土木大手の東亜建設工業（1885）が急騰し、2024年３月８日に付けた昨年来高値1322.5円を更新した。今期業績予想および期末一括配当の上方修正が好感された。 東亜建は７日、25年３月期の連結純利益が前期比33％増の140億円になりそうだと発表した。従来予想の２％増の107億円から上方修正した。売上高は13％増の3200億円（従来予想は６％増の3000億円）、営業利益は11％増の192億円（15％減の146億円）にそれぞれ上方修正をした。 手持ち工事が順調に推移しているほか、海外事業で大型工事の利益率が改善した...
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