【NQNニューヨーク=川上純平】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2月11日に米連邦議会上院での議会証言に臨み、金融政策について「スタンスの調整を急ぐ必要はない」との見解を改めて表明した。米経済は堅調だとし、今後のインフレ動向を慎重に見極める考えを示した。 パウエル議長は米国のインフレ率が物価目標である2%に近づいているとしつつも「依然としてやや高止まりしている」と語った。労働市場は「過熱した状態から落ち着き、引き続き堅調だ」と述べ、米経済は「全体的に強い」と指摘した。 パウエル議長は金融政策を緩和しすぎるとインフレの減速を妨げるリスクがある一方、緩和が不十分であれば経済や雇用が過...
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