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三菱自動車工業(7211) 今期予想を会社修正計画まで減額。来期以降も従来予想に届かない見通し

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2025/02/18)

・サマリー
 会社側は3Q決算発表時に、25/3期の連結営業利益計画を1900億円→1250億円(前期比35%減)へ下方修正。アセアンの需要減速や競争激化に伴う販売費の増加などを反映した。企業価値研究所も、会社修正計画はおおむね妥当と判断し同額まで減額する。来期以降も、米国での販売競争激化、生産拠点を有するタイのバーツ高による採算悪化などから、従来予想には届かない見通しとした。日産自とホンダの経営統合が破談となり、三菱自が参画することもなくなった。ただ、日産自が三菱自の筆頭株主であることに変わりがなく、今後は日産自との北米での提携強化に引き続き注目したい。

・アナリストの投資判断 ~従来想定より収益性が低下していることが懸念材料、当面は手がけにくい
 直近の株価に基づく翌26/3期の当研究所予想PERは6倍。同社の過去60カ月(一過性費用を計上した期を除く)の平均PER7倍との比較では、やや割安感がある。しかし、従来想定より収益性が低下していることが懸念材料、当面は手がけにくいと考えている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

小西 慶祐

チーフアナリスト

自動車・自動車部品セクター担当、投資戦略

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


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