QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 本田技研工業(7267) 日産自との経営統合は破談に。戦略的パートナーシップでの成果が今後の焦点

本田技研工業(7267) 日産自との経営統合は破談に。戦略的パートナーシップでの成果が今後の焦点

QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2025/02/19)

・サマリー
 同社と日産自は2月13日、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に関する基本合意書を解約した。ただ経営統合は破談となったが、24年8月に締結した戦略的パートナーシップの枠組みは維持しており、この枠組みで成果を出せるかが今後の焦点となろう。25/3期の連結業績見通しについて企業価値研究所では、会社計画より強めの営業利益予想1兆4800億円(前期比7%増)を据え置く。前期に続き過去最高を更新する見通し。26/3期以降は、第2次トランプ政権の関税引き上げリスクに注意を要するが、HEV(ハイブリッド車)の販売拡大などから底堅い業績推移を予想する。

・アナリストの投資判断 ~PERで割安感あり。配当利回りも4%強。株価の持ち直し余地は依然大きいとみる
 直近の株価に基づく翌26/3期の当研究所予想PERは6倍。過去60カ月の平均PER8倍との比較では割安感がある。かつ今25/3期の予想配当利回りも4%強と高い。今後は、HEVの拡販などによる底堅い業績推移を予想、株価の持ち直し余地は大きいと引き続きみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

小西 慶祐

チーフアナリスト

自動車・自動車部品セクター担当、投資戦略

 

【プロフィール】

早稲田大学政治経済学部卒、在学時には、早稲田大学ア式蹴球部所属。国際証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。みずほ信託銀行を経て、現在に至る。
体育会系で培った足腰の強さを武器に、数値分析だけでなく、個別取材や国内外での工場視察といったフィールドワークによる「生の情報」を大事にしながら、対象企業を判断することを信条とする。また、セルサイドとバイサイドをともに経験したことを糧として、弊社の特長である中立・公正な立場でレポートを執筆することを心がけている。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 自動車・同部品・タイヤ専門部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
26,760
+0.86%
2
4519
中外薬
8,328
+17.54%
3
431.1
+6.39%
4
4676
フジHD
3,140
+3.59%
5
8,050
+12.43%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
905
+19.86%
2
135A
VRAIN
2,760
+18.65%
3
338A
Zenmu
9,970
+17.7%
4
7090
リグア
1,000
+17.64%
5
4519
中外薬
8,328
+17.54%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
46
-9.8%
2
7138
TORICO
650
-8.19%
3
137A
Cocolive
1,330
-8.02%
4
5618
ナイル
270
-7.84%
5
616
-7.78%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
26,760
+0.86%
2
7012
川重
7,987
-1.44%
3
7011
三菱重
2,635
+0.19%
4
20,925
+2.14%
5
4519
中外薬
8,328
+17.54%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる