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資生堂(4911) 25/12期の業績予想を下方修正。ただし、会社計画を上回る見通し

QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2025/02/26)

・サマリー
 25/12期通期の連結コア営業利益について企業価値研究所では、従来予想を820億円→530億円(前期比46%増)へ引き下げる。従来は日本事業の好調持続に加えて中国、トラベルリテールの両事業も回復して連結全体で業績が拡大するとみていたが、中国の景気減速などの影響が想定以上に厳しく、下方修正した。ただし、24/12期との比較では大幅なコア営業増益となり、会社計画を上回ると考える。

・アナリストの投資判断 ~引き続き、上値の重い展開を予想
 同社の株価は長期的な下落トレンドにあり、24年初との比較でも足元にかけて大きく値を下げている。直近では、構造改革費用などが減少して利益水準が高まる26/12期の当研究所予想連結PERで約27倍と、過去の平均である25倍を上回る。日本事業の好調で業績は拡大に向かう公算が大きいため、一段の下値不安は小さいとみているが、中国での販売底入れが確認できるまでは上値も限られそうだ。当面は過去の平均並みとなる同25倍程度の評価が妥当であり、上値の重い展開が続くと予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

伊藤 健悟

チーフアナリスト

化学・繊維・トイレタリー・電力・ガス・石油セクター担当、投資戦略


【プロフィール】
大阪大学経済学部卒業。山一證券入社、メリルリンチ日本証券を経て、現在に至る。
山一證券在籍時は個人向け営業に従事。マクロ、ミクロの両面からの事業環境・経営状況の分析に加え、その際に培った個人投資家の視点も重視しつつ、レポートの作成や講演などを行うことを心がける。


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