東京証券取引所が6日発表した2/25~2/28の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し金額は6072億円と、前の週(1632億円の売り越し)から売り越し額は拡大した。
現物と先物を合算すると海外投資家は1兆1667億円の売り越しとなった。日経先物を4112億円売り越し、TOPIX先物は1483億円売り越した。
個人投資家は現物株を2週連続で買い越した。買い越し額は5182億円。前の週は1751億円の買い越しで、買い越し額は拡大した。
該当週の日経平均株価は右肩下がりで、金曜日に大幅下落しました。 イベントとして、エヌビディア(NVDA)の決算があり、内容はまあまあでしたが、株式は大幅に売られました。その影響を受け、日本市場も半導体を中心に大幅に売られました。 海外投資家が大幅に売り越し。完全に逃げた形です。個人投資家と信託銀行が買い向かいました。 株価を動かすのは海外投資家ということをまた改めて認識しました。