【日経QUICKニュース(NQN)】日本たばこ産業(JT、2914)は3月10日、2024年12月期(前期)の連結決算に、訴訟損失の引当金として3756億円を営業費用に計上すると発表した。カナダでの健康リスクに関する訴訟を巡り、大手たばこ会社3社で和解案に合意したと発表していた。1株当たり194円としていた前期の年間配当は据え置く。
和解によって、JT、米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のカナダ法人が、計325億カナダドル(約3兆5600億円)の和解金を、各社の将来の利益に基づいて分担して支払う。JTが一定の前提を基に3社の将来の利益を試算すると「支払い完了まで20~30年程度かかる見込み」だという。