【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】財務省が27日実施した40年物国債(17回リオープン)入札は、市場の予想に反して「順調」な結果となった。入札結果が明らかになると流通市場では超長期債の利回りには低下(価格は上昇)圧力がかかった。3月の決算期末を前にした需給不安は解消されたようにみえるが、好需給の背景には投資家の損失処理があったとみられ、手放しで喜べる状況でもなさそうだ。
入札された40年17回債の利回りは午前の流通市場では前日比0.015%高い2.960%で終えていた。複利ベースでは利回りは2.780%だ。日経QUICKニュース社(NQN)が入札の締め切り直後に市場関係者に聞き取...

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