【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】外国為替市場でヘッジファンドなど投機筋が円を売る動きに歯止めが掛かりつつある。日銀による追加利上げ観測が根強く残っているためだ。さらにトランプ米政権の関税強化で米景気不安も高く、ドルの先安観がくすぶる。投機筋にとって円を売るにも売れない状況が続いているようだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、シカゴ通貨先物市場では非商業部門(投機筋)による対ドルでの円の買越幅が25日時点で12万5376枚と、前の週(12万2964枚)から増えた。円の買い建玉(未決済残高)が16万枚強と高水準を維持するなか、円の売り建玉が減ったことが買越幅の拡大...

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