【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】27日の欧米外国為替市場で円相場は下落した。一時は今月3日以来の安値となる1ドル=151円10銭台をつけた。足元で目立つのは月末と四半期末に絡む円売りやドル買いだ。
3月は「米経済だけが強い」という「米国例外主義」の修正と先行きの不透明感から、米シカゴにおける商品投資顧問(CTA)やヘッジファンドなどの投機筋が前のめりで円買いやドル売りに傾いた。だが、生保や年金など機関投資家は今のところさほど追随していない。こうした長期マネーはやや膨らんだ円建て資産や細ったドル建て資産の比率調整(リバランス)を粛々と実施しており、投機筋による円の買い持ち高...

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