【QUICK Market Eyes 永島奏子】日本株が下値模索の展開となっている。3月末から4月後半にかけては日本株の買い支え役となってきた事業法人による自社株買いが少なくなりやすく、当面は売買シェアの高い海外投資家の動きに大きく揺さぶられる状況が続く。市場の目線は5月から本格化する2025年3月期の決算発表に移っており、4月の株式市場は日本株買いの材料に欠けたまま進むことになりそうだ。
■買い主体不在で急落エネルギー大きく
東京証券取引所が3日に発表した3月第4週(3月24~28日)の投資部門別売買動向(東証と名証の合計)によると、海外投資家は2週間ぶりに現物株を売り越した。売り越し額...

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