【日経QUICKニュース(NQN) 加治屋雄基】外国為替市場で円買い・ドル売りの勢いが加速している。トランプ米政権による関税政策が米景気を下押しするとの見方が根強いことに加え、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の解任を検討しているとの懸念がくすぶっているためだ。中銀の独立性やドルの信認低下を危ぶむ声が出ており、投資家は可能性は低いが起きた場合の影響が甚大な「テールリスク」への警戒を強め始めている。
4月21日の東京外国為替市場で、円やユーロなど主要通貨が対ドルで大幅に上昇した。円は対ドルで一時1ドル=140円62銭近辺まで買われ、2024年9月以来7カ月ぶりの高値をつ...

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