【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】3月の公社債売買で、海外投資家と国内投資家が対照的な動きをした。海外勢の国内債の買越額が過去最大となる半面、国内勢の債券投資は手控えムードが目立った。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が強い中、海外勢は、日銀の利上げを見込んで構築した売り持ち高の買い戻し(ショートカバー)や国内金利の上昇局面を狙った買いを入れたようだ。
日本証券業協会が21日発表した3月の投資家別売買動向(国庫短期証券を除く)によると、海外勢は国内債を6兆849億円買い越した。買い越し幅はQUICKでデータを遡れる1998年以降で最大だった。とりわけ買い越しが目立ったのは中期...

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