米商品先物取引委員会(CFTC)が23日に発表した20日時点の建玉報告によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では投機筋による円の売越幅は5週続けて縮小した。前週比5万7540枚少ない2万1999枚で2016年11月29日以来、1年4カ月ぶりの低水準だった。
2月上旬のボラティリティ急騰をきっかけに円高が進行。足元でも円買い・ドル売り圧力が強く円売りポジションの買い戻しを進めざるを得ないようだ。ポジションは1週間で7割も急縮小した格好となった。
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