【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】外国為替市場でヘッジファンドなど投機筋による円売りにブレーキがかかった。円が3日に一時1ドル=150円を下回った直後に急伸し、「トレンドフォロー(順張り)」の取引スタイルである投機筋は持ち高の縮小に動いたようだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)によると、投機筋の売買動向を示す「非商業部門」の対ドルでの売り建玉は10日時点で前の週から2万5276枚減った。減少幅は7月中旬以来、3カ月ぶりの大きさとなった。建玉そのものは13万6256枚で9月5日以来の低水準となった。買い建玉も1万764枚減ったが、売りと買いを差し引いた売越幅は9万9476...
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