米感謝祭後の23日のブラックフライデーのネット販売が前年同日比で23.6%増の62億2000万ドル(約7000億円)と好調な伸びを記録したもようだ。米経済専門チャンネルのCNBCが24日、オンライン店舗の訪問者を分析するアドビ・アナリティクスの調査として報じた。小売大手ウォルマートやアマゾン・ドット・コムなど米国のネット販売上位100社のうち80を対象にしているといい、このうち20億ドル以上はスマートフォン経由での販売だったという。モバイルサイトの使い勝手が良くなり、スマホ経由の買い物客は10%ほど増えたという。
また、週明け26日のいわゆる「サイバーマンデー」に関しては18%増の78億ドル(約8800億円)と過去最高を更新する見込みだという。(片平正ニ)
■米小売株の株価(左上から時計回りに、ウォルマート、アマゾン、メーシーズ、コストコ)
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