QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2019年12月期や2019年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、2020年12月期や2020年3月期など)の4月16日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3296社ベース)の連結売上高は前期比2.3%増の684兆7740億円、営業利益が同1.9%増の50兆99億円、経常利益が同1.1%増の50兆1887億円、純利益が同2.5%減の34兆2790億円となった。
前回3月19日時点では、今期の営業利益は1.6%増、来期は6.3%増の予想だった。→前回リポートはこちら
■今期の業績予想
今期の営業損益の予想が、前回時点から上振れた銘柄には本決算発表が終わったばかりの2月決算企業が並んだ。アダストリア(2685)は、会社予想100億円で、QUICK Forecastは99億円と計算した。東宝(9602)は、会社予想430億円で、QUICK Forecastは504億円だ。
■営業利益予想の前回からの上振れが大きい銘柄
また来期は売上高が今期予想比3.9%増の711兆4807億円、営業利益が5.8%増の52兆9086億円、経常利益が7.7%増の54兆503億円、純利益が6.9%増の36兆6366億円となった。
■来期の業績予想