QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース じわじわ狭まるFRB利下げ包囲網 つぶやき大統領&おねだり市場 
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

じわじわ狭まるFRB利下げ包囲網 つぶやき大統領&おねだり市場 

記事公開日 2019/5/15 09:28 最終更新日 2019/5/15 09:29 米国・欧州 トランプ米大統領 パウエル議長 海外投資家 QUICK Market Eyes

トランプ米大統領がツイッターで「適切な時が来れば、中国と取引ができるだろう」と投稿した。同時に「中国はマネーを供給し利下げをする」と述べた上で、「米連邦準備理事会(FRB)も同じことをすれば我々の勝ちだ」とFRBの利下げに言及した。

パウエル議長をはじめとしたFRB高官からは、利下げに否定的な発言が相次いでいる。しかし、市場の利下げ期待は高く、CMEの「Fedウオッチ」によると2019年中の利下げ確率は70%を超えている。

■市場が織り込む2019年の利下げ確率は70%

世界の投資家も、FRBに利下げを催促しているかのようだ。

バンクオブアメリカ・メリルリンチが14日に公表した5月のグローバルの機関投資家調査によると、S&P500種株価指数がどの水準まで下落すればFRBが利下げに踏み切るか質問したところ、「2500」との回答比率が前月の10%をやや上回る水準から一気に20%前後にまで上昇した。

■S&P500で2500が分水嶺か(バンカメメリルのグローバル機関投資家調査より)

もっとも比率が高いのは「2350」で25%を上回った。ただ、「2200」も25%をやや下回る水準にあり、2200~2500のレンジに収れんしている。14日の終値は2834だった。まだ距離はあるものの、2500が視野に入ると、市場では次第にFRBの利下げが意識される展開になりそうだ。(池谷信久、岩切清司)

※QUICKデリバティブズコメントはトレーダーやディーラー、運用者の方々へ日経平均先物・オプション、債券現物、先物を中心に旬のマーケット情報をお伝えしています。ライター独自の分析に加え、証券会社や機関投資家など運用・調査部門への独自のネットワークから情報を収集し、ご提供しています。特設サイト上で「US Dashboard」のサービスを始めました。米経済・市場の変化を見極めるツールです。またQUICKエクイティコメントは、国内株を中心に相場動向をリアルタイムでLIVE解説するQUICKのオプションサービスです。


ニュース

ニュースがありません。

銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
212
+26.94%
2
286
+14.85%
3
207
-14.81%
4
2,421
+13.55%
5
9,650
+9.41%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
211
+26.34%
2
1,298
+22.68%
3
5247
BTM
2,214
+19.41%
4
285
+14.45%
5
2,425
+13.74%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,409
-17.06%
2
207
-14.81%
3
9399
ビート
2,330
-14.65%
4
887
-13.2%
5
1,419
-7.25%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
41,390
-0.93%
2
16,620
+0.15%
3
23,335
-1.79%
4
8,204
-0.19%
5
7011
三菱重
2,232
+0.2%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる