日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)の純資産総額(残高)が5000億円を突破した。4日時点の残高は5016億円。国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)の中で10番目に残高が多い。
同ファンドは、ロボットを製作する企業のほか、AI(人工知能)やセンサーなどの開発に携わる企業も投資対象。昨年11月末時点での設定来リターンは49.69%。
2015年8月に設定され、運用開始から4カ月で残高が1000億円に到達するなど資金が流入した。その後は停滞する局面もあったが、AIやロボットといったテクノロジー分野への投資が再び活発化。関連銘柄の株価上昇も追い風となり、再び資金を引き寄せている。
同じマザーファンドに投資し、年決算回数が異なる「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)も4日時点の残高が3848億円と、増加傾向にある。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)