QUICK資産運用研究所は2017年12月、全国の20~60代の個人を対象に「個人の資産形成に関する意識調査」を実施した。個人に資産形成の取り組み状況などを聞く調査は、16年12月に続いて2回目。日経リサーチを通じてインターネット経由でアンケート調査を実施し、5132人から回答を得た。 調査結果はQUICK Money Worldに順次掲載する。
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■ベテラン投資家ほど「金融機関、信頼できず」
金融機関への信頼度を聞いたところ、「あまり信頼できない」と「まったく信頼できない」との答えが合わせて全体の33.1%にのぼり、「とても信頼している」と「まあまあ信頼している」の合計(27.2%)を上回った。「わからない・どちらとも言えない」の答えが39.7%で最も多かった。
投資経験別でみると、投資経験が10年以上のベテランで「あまり信頼できない」と「まったく信頼できない」を合わせた比率が圧倒的に高かった。一方、投資経験が1年以上5年未満の中級と5年以上10年未満の上級では「とても信頼している」と「まあまあ信頼している」の合計の方が多かった。
(QUICK資産運用研究所)