日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・フィンテック株式ファンド」(0231116C)の純資産総額(残高)が初めて2000億円に到達した。9日時点の残高は2014億円。
主な投資対象は、金融とIT(情報技術)を融合させたフィンテック関連で日本を含む世界の株式。1月末時点の業種別の組み入れ銘柄を見ると、ソフトウェア・サービス関連が47.0%とおよそ半数を占める。次いで各種金融が17.0%、小売が11.1%と続く。
2016年12月に設定され、昨年4月から資金流入の勢いが加速した。大手証券やネット証券、メガバンク、地方銀行と販売チャネルが多岐にわたるほか、2月末での1年リターンは40.95%と運用の堅調さも後押しした。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)