ニッセイアセットマネジメントが運用する「ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジあり)<愛称:AI革命(為替ヘッジあり)>」(2931416B)の純資産総額(残高)が初めて1000億円を突破した。12日の残高は1008億円。
同ファンドは、日本を含む世界各国の株式の中から主にAI(人工知能)関連企業の株式に投資する。AIに関する製品やサービスを開発・提供する企業だけでなく、AIを活用して事業を展開する企業も組み入れている。
販売会社はネット証券や地場証券が中心。2016年11月末の設定から資金流入が続き、基準価額も右肩あがりの傾向にある。1年リターンは18年2月末時点で29.18%だった。
投資対象が同じで為替ヘッジをしない「ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:AI革命(為替ヘッジなし)>」(2931516B)の残高も増加傾向で、12日時点で920億円に達している。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)