アセットマネジメントOneが運用する「リスク抑制世界8資産バランスファンド<愛称:しあわせの一歩>」(4731416A)の純資産総額(残高)が初めて1000億円を突破した。20日の残高は1001億円。2016年10月の設定から1年9カ月で大台に乗せた。月次ベースでは17年2月から資金流入が続き、右肩上がりで残高を伸ばしている。
主な投資対象の8資産は、国内と先進国、新興国それぞれの債券と株式に加え、国内と先進国の不動産投資信託(REIT)。価格変動のリスク要因が偏らないように投資対象資産の基本配分比率を月次で決定し、下振れリスクが高まる局面では日次で機動的に資産配分を見直す。
6月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は0.27%。1年の標準偏差は年率2.18%で、「基準価額の変動リスクを年率2%程度に抑える」という目標どおりに運用している。
奇数月に決算を設定した隔月決算型で、直近1年の分配金累計は60円。決算回数が年6回の国内公募追加型投信(ETF除く)としては残高が3番目の大きさとなる。
(QUICK資産運用研究所)