日興アセットマネジメントが運用する「グローバル・フィンテック株式ファンド(年2回決算型)」(02312179)の純資産総額(残高)が1000億円を超えた。21日時点の残高は1006億円で、昨年9月15日の設定からおよそ1年で大台に乗せた。
主な投資対象は日本を含む世界の株式のうち、金融とIT(情報技術)を融合させたフィンテック関連の銘柄。8月末時点の上位銘柄には電子決済サービスの米スクエア(SQ)やネット小売りの米アマゾン・ドット・コム(AMZN)、中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)が並ぶ。
8月末時点の設定来リターン(分配金再投資ベース)は28.15%。直近3カ月は月間100億円を上回るペースで資金流入が続いている。
同じマザーファンドに投資する年1回決算の「グローバル・フィンテック株式ファンド」(0231116C)も、21日時点の残高が2217億円まで積み上がっている。
(QUICK資産運用研究所)