アセットマネジメントOneが運用する「新光J-REITオープン」(47314044)が15日の決算で、1万口あたりの分配金を前月より30円安い40円に減額した。2005年7月の決算(27円)以来、およそ13年ぶりの低水準となった。
同ファンドは、国内の不動産投資信託(REIT)を投資対象とし、東証REIT指数(配当込み)に連動する投資成果を目指す。純資産総額(残高)は15日時点で1537億円で、国内の公募追加型投信(ETFを除く)のうち、国内REITで運用するファンドとしては5番目に大きい。
10月末時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は10.66%と堅調に推移したものの、基準価額は1年前の10月末と比べて7.73%下落した。
アセットマネジメントOneは分配金を引き下げた理由として「長期的に安定した収益の確保と投資信託財産の成長を目指すため」としている。
◇アセットマネジメントOneの発表資料はこちら↓
(QUICK資産運用研究所)