運用は日興AM,歴代19位の規模
日興アセットマネジメントが28日に設定した「グローバル・プロスペクティブ・ファンド(愛称:イノベーティブ・フューチャー)」(02312196)は、当初設定額が今年最大の約1135億円に達した。国内公募の株式投資信託(ETFを除く)では6年2カ月ぶりの多さ。みずほ証券が1社で販売した。
国内公募の株式投資信託(ETFを除く)では、13年4月にJPモルガン・アセット・マネジメントが運用を始めた「日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド」(17315134、1219億円)以来の大型設定となった。歴代では19位の規模。
同ファンドは劇的な生産性向上やコスト低下といった「破壊的イノベーション」を起こしうるビジネスを手掛ける世界の企業の株式が投資対象。人工知能(AI)やブロックチェーン、ゲノム解析など世界経済に成長をもたらす技術革新に焦点をあてたファンドだ。
(QUICK資産運用研究所)