住友金属鉱山(5713)は8日の取引時間終了後、2017年4~12月期の連結純利益が649億円の黒字(前年同期は328億円の赤字)だったと発表した。非鉄金属相場の上昇や円安などが収益を押し上げた。売上高は前年同期比22%増の6858億円だった。
同社は併せて2018年3月期の業績予想を上方修正。売上高は前期比17%増の9190億円(従来予想は9030億円)、純利益は850億円の黒字(従来予想は680億円の黒字。前期は185億円の赤字)に引き上げた。
決算や業績予想修正による株価インパクトを統計的に数値化したQUICKの「決算スコア」は、今回の結果をプラス3.63%とポジティブに評価している。