QUICK資産運用研究所
QUICK資産運用研究所が2019年11月、全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。13回目は金融に関する問題を解いてもらった結果を取り上げる。
■金融知識問題、3割が正解ゼロ
金融に関する6個の問題(下記に詳細を掲載)を解いてもらい、正解数に基づいて金融知識レベルをA~Dの4段階に分けて集計した。正解数が1~2個のCレベルが最も多い42.9%を占め、正解数ゼロのDレベルが28.4%で2番目に続いた。
調査では為替や投資信託の分配金などについて出題。過去3回の調査でも同様の問題を出題してきたが、レベル別の比率に大きな変化はなく、金融知識レベルの底上げが進んでいない状況が明らかになった。
年代別でみると、正解数が5~6個のAレベルが最も多いのは60代の11.3%。若い世代ほど正解数が低い傾向があり、20代は8割強が正解数が2個以下だった。
<金融知識問題>※回答と正解率はページ最下部へ
①「分散投資」では、なるべく値動きの近い金融資産を組み合わせるようにすると良い。
1.正しい
2.正しくない
3.どちらともいえない
4.わからない
5.回答したくない
②投信の分配金は運用成績が悪いと支払われない。
1.正しい
2.正しくない
3.どちらともいえない
4.わからない
5.回答したくない
③金利が上昇すると、債券価格も上昇する。
1.正しい
2.正しくない
3.どちらともいえない
4.わからない
5.回答したくない
④3年(年0.1%)の定期預金に100万円預けて、その間に毎年1%でインフレが進むと満期がきた預金の価値は下がる。
1.正しい
2.正しくない
3.どちらともいえない
4.わからない
5.回答したくない
⑤円高が進むと、日本でどんなことが起きるでしょうか。
1.輸入ブランド品が高くなる
2.輸出企業の業績が良くなる
3.海外旅行に行きやすくなる
4.わからない
5.回答したくない
⑥1,000円の株式が50%値下がりして500円になりました。ここから50%上昇するといくらになるでしょうか。
1.550円
2.750円
3.1,000円
4.わからない
5.回答したくない
■分配金に関する問題、正解率が10%割れ
6個の金融知識問題(下記に詳細を記載)のうち、最も正解率が高かったのは「リターン」を計算する問題で61.9%だった。一方、投資信託の「分配金」に関する問題は正解率が9.8%にとどまり、最も低かった。
<回答(正解率)>
①2.正しくない(21.4%)
②2.正しくない(9.8%)
③2.正しくない(16.4%)
④1.正しい(22.1%)
⑤3.海外旅行に行きやすくなる(49.6%)
⑥2.750円(61.9%)
◇過去記事一覧(概要)