QUICK資産運用研究所=西本ゆき
大和証券投資信託委託の「マンAHLスマート・レバレッジ戦略ファンド(愛称:スマレバ)」(0431119B)の純資産総額(残高)が初めて1000億円を突破した。21日の残高は1006億円。2019年11月12日に当初設定額124億円で運用を始め、3カ月あまりで残高を積み増した。
同ファンドは英CTA(商品投資顧問)大手のマンAHLが運用を担当する。世界各国の株価指数先物と債券先物に投資し、世界の市場をシステムで24時間モニタリングしながら、投資環境に応じて資産配分やレバレッジ比率を調整する。年率10%程度のリスクに見合ったリターンの獲得を目指し、パフォーマンスが振るわない場合に信託報酬を引き下げる仕組みをもつ。
21日時点の設定来リターンは7.41%で、資金流入も順調。大和証券など4社で販売している。