QUICK資産運用研究所=西本ゆき
アセットマネジメントOneが運用する「新光J−REITオープン」(47314044)は15日の決算で、1万口あたりの分配金を前月の40円から20円に引き下げた。2018年11月以来の引き下げで、04年7月に分配金の払い出しを始めてから最低水準となった。
同ファンドの投資対象は国内の不動産投資信託(REIT)で、総合的な値動きを示す東証REIT指数(配当込み)に連動する運用成果を目指すインデックス型。15日時点の残高は1087億円で、国内公募の追加型株式投資信託(ETF除く)のうち、国内REIT型(QUICK独自の分類)では4番目に大きい。運用益の減少と資金流出により、残高は年初から500億円弱減少した。同日時点の年初来リターン(分配金再投資ベース)は26.4%のマイナスだった。
アセットマネジメントOneは分配金減額の背景として、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で同ファンドの基準価額が2020年3月に大きく下落したことを指摘。今後の安定した収益の分配をめざすために、分配金を引き下げたとしている。東証REIT指数は3月半ばに急激な大幅下落に見舞われた後、5月にかけてやや下げ渋っている。
◇アセットマネジメントOneの分配金に関する「ファンド通信」
◇アセットマネジメントOneの「J-REITの投資環境 2020/05号」
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