スパークス・アセット・マネジメントが実施した「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」によると、夫婦で一緒に考えて投資をしている人にメリットを聞いたところ、「夫婦の会話が増える」(40.6%)の回答が最も高かった。次いで「悩んだときにすぐ相談できる」(28.3%)、「夫婦仲が良くなる」(25.0%)が続いた。
さらに「投資成績が良いときなど喜びを共有できる」(22.5%)、「自分とは異なる視点の意見が聞ける」(22.1%)といった回答も多かった。調査はスパークス・アセットが10月16~17日にインターネットを通じて実施。対象は20歳以上の既婚者で、有効回答数は1000だった。
夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産がある人は全体の27.6%。一方、配偶者に内緒で投資をしている金融資産がある人は16.9%だった。
また、「お金が原因の夫婦喧嘩(げんか)を1年間でどのくらいしているか」との質問では、「ゼロ回」が66.9%を占めた。年1回以上と答えた人の割合は33.1%で、1年間の平均回数は2.2回だった。
【調査概要】 ・調査タイトル :夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020 ・調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女 ・調査期間 :2020年10月16~17日 ・調査方法 :インターネット調査 ・調査地域 :全国 ・有効回答数 :1000サンプル=「20代」、「30代」、「40代」、「50代」、「60代以上」の男女それぞれ100 ・実施機関 :ネットエイジア株式会社
(QUICK資産運用研究所=西田玲子)