【QUICK Market Eyes 片平 正二】「恐怖指数のVIXもきのうは結構上がりましたが、米株の下げ渋りを受けていったんボラの上昇も一服気味ですね。きのうは緊急事態宣言の発令検討で日本でもボラが上がりましたが、いったんはやや落ち着いてます。
あす6日の日本時間にはジョージア州の上院決選投票の結果がちらちら出てくるでしょうけど、材料を予想したところで、どっちに行くかは読み切れないですよね。米大統領選挙の時だって、トリプルブルーとなる可能性を期待して株高ダー!と当初言ってましたが、いつの間にか、上院が共和党でねじれとなった方が財政にポジティブと解釈されて、年末高になりましたし・・・。決選投票の結果だけでなく、その後の市場の反応を読みづらい以上、結果的にボラティリティが上がっているのかなと思います。
日銀が4日に上場投資信託(ETF)を減額したのは、事務方の判断でいけませんよね・・・。心を入れ替えて、きょうから毎日501億円買い続けるなら市場も驚くと思います」(邦銀)