【Market Editors 松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇ファイザーのワクチン、1回接種で高い効果
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンが1回の接種で85%の有効性があることがイスラエルの研究でわかったと報じた。超低温ではなく、通常のフリーザーで保存できることも確認されたとしている。
(https://www.wsj.com/articles/single-dose-of-pfizer-vaccine-is-85-effective-israeli-study-shows-11613723218?mod=hp_lead_pos1)
◇ジャズ文化が危機的状況、パンデミックで
米アクシオスは21日、新型コロナウイルスのパンデミック(疾病の大流行)で米国のジャズ文化が危機的状況にあると伝えた。歴史がある首都ワシントンのジャズクラブ「ブルース・アレー」が売りに出されたほか、ニューヨークの「ジャズ・スタンダード」とロサンゼルスの「ブルーホエール」が廃業したとしている。
(https://www.axios.com/endangered-jazz-history-covid-d860177c-9dbe-4ae7-b761-c65c34aefe3f.html)
◇オックスフォードかファイザーか、英国でワクチン選択の動き
米ワシントン・ポスト紙は21日、英国で英アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスのワクチンか、米ファイザーと独ビオンテックのワクチンかを選択する動きが強まったと報じた。選択できないものの、噂をもとに接種したいワクチンを扱う施設を選んでワクチン投与を受ける人がいるとしている。
(https://www.washingtonpost.com/world/europe/covid-vaccines-choice-pfizer-astrazeneca/2021/02/20/0beaceb0-5f2f-11eb-a177-7765f29a9524_story.html)
◇15歳で収監された米黒人男性、83歳で釈放
米ワシントン・ポスト紙は19日、アイゼンハワー大統領の時代に窃盗と殺害罪で収監された黒人男性が63年ぶりに社会復帰したと報じた。米国史上最長の収監、15歳だった男性は83歳になり世の中の全てが変わっていたとしている。
(https://www.washingtonpost.com/lifestyle/2021/02/19/joe-ligon-release/?arc404=true)
◇米国の失業者、1000万人より大幅に多い可能性
米ワシントン・ポスト紙は19日、パンデミック(疾病の大流行)下で統計の信頼性が低下する中、米国の失業者数が労働省の統計である1010万人より大幅に多い可能性が高いと伝えた。最新の新規失業保険申請のデータは1830万人が失業していることを示唆しているとしている。
(https://www.washingtonpost.com/business/2021/02/19/how-many-americans-unemployed/)