【QUICK Market Eyes 片平 正二、大野 弘貴】日銀の黒田東彦総裁が3月5日、衆院財務金融委員会で10年金利のターゲットの変動許容幅の拡大に関して「現時点で必要があるとは考えていない」と述べた。発言を受けてこの日の10年債利回りは急低下した。今月開催予定の日銀の金融政策決定会合に市場の関心が高まっている。 ■緊急事態宣言下での変動幅の拡大はハードルが高い=モルガン・スタンレー モルガン・スタンレーMUFG証券は5日付のリポートで「こうした文脈で黒田総裁の発言を考えると、日銀は長期金利の変動幅を現状で維持する方向に傾いている可能性が高いと見る」と指摘した。 リポートでは「2...

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