【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】外国為替市場で円相場が下げ足を速めている。前週末には良好な2月の米雇用統計の発表を受け、景気回復期待から米長期金利が上昇。日米金利差の拡大で円売り・ドル買いが出て、9カ月ぶりの安値を付けた。来週には日米で金融政策決定会合が開かれ、日銀は金融政策の「点検」結果を公表する見通しだ。足元で上昇する長期金利に対する日米中銀幹部の見解の相違などから一段の円安・ドル高を見込む声が増えている。 ■日米中銀の温度差 前週末3月5日の海外市場で円相場は1ドル=108円64銭近辺と2020年6月以来、9カ月ぶりの安値を付けた。5日発表の2月の米雇用統計で非農業部...
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