【日経QUICKニュース(NQN) 大石祥代】オフィス仲介の三鬼商事が11日発表した2月の都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率は5.24%と、2015年4月以来、5年10カ月ぶりの高水準となった。前月比での上昇自体は12カ月連続だが、2月は0.42ポイント上昇と、12月(0.16ポイント上昇)や1月(0.33ポイント上昇)から上昇ピッチが加速している。新型コロナウイルス感染防止対策として在宅勤務の定着が進む中、企業のオフィス縮小や解約の動きがここにきて顕在化してきたとの受け止めが多い。 ■港区、渋谷区 都心5区のうち、在宅勤務の導入が容易かつ積極的とされるIT(情...
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オフィスの貸借は複数年の契約が一般的である。コロナ禍が年内に収束すると(楽観的に)仮定しても「ではオフィスを戻しましょう」というのは容易ではない。在宅ワークは特需(一時的)と言うよりシフト(継続的)に近いのかもしれない。